セゾンさゆりのブログ 2026.11.3
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ベアードビールファンの皆様へ、
吉祥寺タップルームは、2019年5月に開店しました。吉祥寺という街は実は私にとっても思い入れのある街で、東京でのOL時代にしばらく暮らした街でもあり、自然も豊かで、大好きな街です。いつかそんな吉祥寺に店を持ちたいと思っていたので、開店した時にはとても心躍りました。

ただ、開店するまでの経緯は今までの店舗探しとは違い、紹介物件、しかも居抜き物件という初めての店舗でした。それまでの店舗は(今もそうですが)自分たちの足で街を歩き、街の雰囲気や周りの環境なども考慮し、気に入った物件には、自分たちで管理者へ連絡を取り、契約まで取り付けるという形でした。そして内装も、一歩店内に入ると、ベアードタップルームとわかるような木やレンガ、石材を使用したあたたかな雰囲気に統一していました。吉祥寺タップルームも、外観は比較的ベアードタップルームと似ていますが、間取りや備品、内装などは、居抜き物件のためそのまま使用していました。そんな中でも、壁にはビールのラベルアートやグッズを飾って、ベアードらしさを演出しました。この物件は、もともと契約期間が8年と決められており、その後大家さんとの交渉次第で、続けられるかまたはスケルトンで返すか、という珍しい形の契約だったため、少なくとも8年は続けてみようと挑戦しました。
フードコンセプトも、他直営店ではやっていないTex-Mexを提供することを決定し、その当時のタップルームの総料理長やサンフランシスコやサンディエゴ出身社員の力を借り、タコスやブリトーなど、本場の味を追求してきました。しかしすぐにコロナの影響が出始め、なかなか厳しいスタートとなりました。

社員も初代店長から最近のスタッフまで、入れ替わりも何度かありました。そのような状況の中でも、ベアードビールを飲みに来てくれる常連さんも増え、他直営店のお客様も通ってくれ、お店を盛り上げてくれました。
そしてついに契約期間満了の時期がいよいよ近づいてきました。経営陣で何度か話し合いを重ねた結果、残念ながら契約更新は行わないことを決定しました。理由は、大きくは人手不足、そして利益率の低さです。特別な契約の形だったため、この規模にしては家賃などのコストがかかりすぎていました。現在店舗の運営を行っているのは、関東エリアのマネージャークラス、そして営業スタッフです。皆二足の草鞋を履いて、頑張ってくれています。そんなスタッフ達には、今後本来の仕事に集中してもらい、更に本領を発揮して活躍してもらいたいと願っています。
吉祥寺タップルームは、11月29日(日)をもって、閉店いたします。今まで長らく通っていただいたお客様、本当にありがとうございました。
そこで、11/27(金)から11/29(日)の3日間「Empty Keg Challenge」として、最後の樽が無くなるまで、営業したいと思います!
沼津港のフィッシュマーケットタップルームの営業最後の日も、最後の1樽までお客様が飲み干してくださり、最後は拍手喝采で終了させていただいたのを、思い出します。
その3日間は、皆様に感謝を伝えるべく、私とBryanも吉祥寺に参りますので、是非お立ち寄りいただけると嬉しいです。詳細は追って吉祥寺タップルームのSNS等でご案内させていただきます。
これまで吉祥寺タップルームを支えていただいた皆様に心より感謝いたします!
それでは、多くのベアードファンにお会いできますことを楽しみにしています。

ベアードさゆり