セゾンさゆりのブログ 2019.6.7
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皆さん、こんにちは。関東もとうとう梅雨入りしましたね。修善寺も今朝からしとしとと雨が降っています。でも、雨でも修善寺の自然は美しいんですよね。緑がますます艶やかで、山々が連なる遠景には薄靄がかかり、赤や紫、青色の紫陽花を濡らす露もまた美し。風情があります。
さて、先週末の5周年祭は天候にも恵まれ、多くのお客様がお越しになり、お蔭様で大盛況の二日間となりました。今年は建物入口近くにインフォメーションブースーを設け、のんべえチケットやグッズを販売したり、施設や敷地内の案内図を作成したり、東海バスさんに協力していただき、修善寺駅バスターミナルでビール1杯無料券付きのバスチケットを販売してもらったりと、前年までの運営のやり方をいくつか改善し、大変スムーズに運営することができました。そのため、3階タップルームや外のキッチンカーでも、お客様をお待たせすることなく、楽しんでいただけたのではないかなと思います。
5周年祭
多種多様なビール、おいしいフード、楽しい音楽、かわいいクラフトショップ、そして家族や仲間とのキャンプ。修善寺の清々しい自然の中で、沢山の笑顔に出会うことができました。どうもありがとうございました!また来年もお待ちしています!
修善寺ブルワリーは5周年を迎えましたが、ベアードブルーイング、会社としては19年、来年は20周年を迎えようとしています。社員の中には、10年近く働き、卒業後、自分の飲食店やブルワリーを立ち上げたり、他のブルワリーのブルワーになったり、海外へ巣立って活躍している者もいます。特にタップルームでは、ここ数年の間に社員の入れ替わりが多数あり、新しい社員も増えてきています。彼らは若くて、情熱があり、これからのクラフトビールを担っていく世代です。私とBryanは32歳でこの業界に入りましたが、気づけば自分の子供と同じような年齢の社員とも働くようになりました。こうやって時代は受け継がれ、次の世代へ継承されていくのだと実感しています。
大工さんの次世代
これから日本のクラフトビール市場がどのように発展し、文化として受け継がれていくのか、今が勝負時。20年程前、第一次の地ビールブームが衰退していったあの時代を繰り返さないために、私達のできることは、ひたすら、地道に、コツコツとおいしいビールを作り続け、皆さんに届けることだと思っています。皆さんも、日本のクラフトビールを応援し続けてください!
そして、いつかどこかの居酒屋で、「とりあえず生!」じゃなくて、「とりあえずペールエール、そして次は、IPAで」とスタイルで選べる日がくることを夢見ています!クラフトビールに乾杯!
ベアードさゆり