セゾンさゆりのブログ 2026.5.18

ベアードビールファンの皆様へ、

すっかり初夏の陽気となった修善寺です。まだ風は涼しく、さらりとしており、新緑の清々しさと相まって、快適な時間が過ぎていきます。

今週末は各地でイベントが多く行われます。この気持ちのいい天候が続いてほしいと願うばかりです。

ここ修寺では5/23(土)&24(日)にベアードブルワリーガーデン修善寺の12周年祭が開催されます。今年は「原点回帰と未来へ」と題して、ベアードビールのビール造りに対するこだわりや哲学を改めて皆様へお伝えしたり、未来へ向けて新しいスタイルのビールを発表したりと、内容も盛りだくさんです。ベンダーさんも初参加のところも多く出店していただく予定です。ビールだけでなくいろいろなクラフトを通して本物の良さを体験していただける週末になりそうです。どうぞお楽しみに!

そして沼津では5/23(土)に「ぬまづ港の街バル」が開催されます。今まで18回と長く続いたバルですが、残念ながら今回で終了するとの事。沼津駅前から沼津港に点在する素晴らしい飲食店の料理やサービスが気軽に試せるという事で、初めてのお店にもトライしやすく、人気のあるバルでした。今回でフィナーレ・集大成という事なので、こちらもお見逃し無く!ベアードもベアードビールステーション沼津及び沼津港内で参加します。是非お立ち寄りください!

最近関東直営店や姉妹店での周年祭が立て続けにあり、各所に顔を出してきました。5/10は浜松の「ティルナノーグ」さんの16周年祭へお邪魔しました。

相変わらず温かい雰囲気の店内。素敵な音楽ライブもあり、とても楽しい時間を過ごしました。創業者のよしこさんは、沼津のフィッシュマーケットタップルームでまだベアードビールが繋がっていない時代からのお付き合い。ビール免許が下りるまでの半年間はギネスやヒューガルデンの樽生とアメリカやベルギーの瓶ビールを扱っていました。25年前の沼津でそんな種類のビールを扱っているところなんて、どこもなかったと思います。そのため、ギネスの樽生が呑めるという事で、御殿場からわざわざ飲みに来る方もいました。よしこさん達も初めはベルギービールが飲めるという事でお店に来たのがきっかけだったそうです。思い起こせばそれから1年ほどでよしこさんとご主人は浜松へ移ってしまったのですが、その後まさかベアードビールの姉妹店を開店するなんて、人生は本当に予想がつかないものですね。よしこさん曰く「3年持たない」と言われたお店だったそうですが、よしこさんの人柄に多くのファンが集い、16周年を迎えています。将来のことを考え、数年前にはお店を長年勤務していた従業員へ継承しました。今後もベアードビールがいつでも飲めるお店を浜松で長く続けていっていただけそうです。皆さんも是非遊びにいってみてくださいね。

その週末は静岡市の「呉服町タップルーム」と「闇よ棚」にもお邪魔しました。

呉服町タップルームの店主はその独特な佇まいが印象的な通称よこちゃん。彼はベアードブルーイングの最初の正社員でした。フィッシュタップの店長を務めて以降は、中目黒タップルームの立ち上げ時の店長、そして彼もよしこさんと同じく16年前に「ビールのヨコタ」として独立し、6年前に「呉服町タップルーム」へ店名を変えて引き続きベアードビールの姉妹店としてお店を経営しています。16年前はまだ静岡市でもクラフトビールのお店は少なく、ヨコタでベアードを、クラフトビールの存在を知った、というお客様も多いと聞いています。今や静岡市もAOI BrewingWest Coast BrewingGarcia Brewing、静岡醸造など、多くのブルワリーが誕生し、人気を博しています。静岡県全体でも東部から西部まで30か所以上のブルワリーが存在し、全国でも屈指のクラフトビール県となっています。

私達もたまたま最初のビールの仕事が沼津だったから、という理由で沼津で創業しましたが、振り返ってみると、この地域にはいくつかの好条件が揃っています。

- とにかく水が美味しい(清らかな軟水)
- 比較的コストが安い(水、土地、建物等)
- 地理的には日本の真ん中で、大きな商圏である東京(関東)に近い

そのため、コストを押さえつつ、高品質のビールを造ることができ、流通にも乗せやすく、東京や全国での販売にも力を入れることができました。

その他ベアードが意識して行ってきた取り組みの一つは、「ビールは本場ドイツ」「ビール=ビアホール&ソーセージ」のイメージを打破したかったということです。
それをただ言葉でいうだけではなく、実際に体験してほしかったため、各直営店ではフードコンセプトを変えて展開してきました。ピザ、焼き鳥、スモークBBQ、串揚げ、TEX-MEX。料理名を聞いただけで、どの店かわかる人は、ベアード通ですね!

ベアードタップルームから独立したOBのお店も多種多様で、大衆酒場、タイ料理、焼き肉などとクラフトビールを組み合わせたお店があります。「闇よ棚」もその内の一つ

店内は懐かしい感じの大衆酒場で、ビールだけでなく日本酒にも合うおつまみを提供し、いつもお客様を楽しませてくれています。店主の小島さんはベアードでは出荷センターで配送の担当をしていました。そのため退職後に飲食店を開くと初めて聞いた時は驚きました!でも、店主本人が美味しいもの好きということもあり、いいものを集めるのがほんとに上手で、特に日本酒は有名どころだけでなく銘柄に関係なく、美味しいものを見つけてきてくれるので、それも毎回の楽しみとなっています。

ティルナノーグも、呉服町タップルームも、闇よ棚も、自慢じゃないけど、本当にベアードを扱っているお店は、店主もそうですが、お客様がすばらしい!といつも伺うたびに感じています。店主の人柄がそうさせるのですが、お客様は皆笑顔で幸せそうにしています。愚痴を言いながら険しい顔で飲んでいる人なんて一人もいません。それはベアードタップルームでも同じこと。いつも和やかに、賑やかに、お客様同士で、ビールや趣味の話で盛り上がっています。カウンター内のスタッフとも距離が近く、自由に席を移動出来たり(笑)、名前で呼び合ったり、こんな風に過ごせる雰囲気の店って、他にあまりないんじゃないかな。

私とブライアンも相変わらず沼津店や三島店でお店に立っているのは、直接お客様にベアードビールについてのこだわりや情熱をお伝えしたいから。そうやって一人一人ファンを増やしてきました。それが26年前の創業時から、今までもそしてこれからも、変わらない私達の原点です。

各イベント会場や直営店等で私達を見かけたら、どうぞ遠慮なくお声がけください。一緒に美味しいビールで乾杯しましょう!

べアードさゆり

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