「黒船」。19世紀に日本に開国を迫るためにやってきたアメリカの砲艦を日本人は、こう呼んだ。黒船ポーターは、なめらかで力強いが、口の中にチョコレートやコーヒーのように魅力的なビタースウィートな味わいの余韻を残す。
アルコール度数 | 6.0% |
初期比重 | 14.2 |
最終比重 | 3.5 |
苦み (IBU) | 35 |
色 (SRM) | 60以上 |
「黒船」。19世紀に日本に開国を迫るためにやってきたアメリカの砲艦を日本人は、こう呼んだ。黒船ポーターは、なめらかで力強いが、口の中にチョコレートやコーヒーのように魅力的なビタースウィートな味わいの余韻を残す。
アルコール度数 | 6.0% |
初期比重 | 14.2 |
最終比重 | 3.5 |
苦み (IBU) | 35 |
色 (SRM) | 60以上 |
人類の歴史は、ビール醸造の進化と密接に絡み合っている。黒船ポーターのラベルは、その相互の関わりを強調し、日本における19世紀半ばの歴史的瞬間と、同じく19世紀半ばに人気のあった英国のビールスタイルを結びつけている。
人類の歴史は、ビール醸造の進化と密接に絡み合っている。黒船ポーターのラベルは、その相互の関わりを強調し、日本における19世紀半ばの歴史的瞬間と、同じく19世紀半ばに人気のあった英国のビールスタイルを結びつけている。
「ポーターは、世界の古典的なエール・スタイルのひとつ。歴史的に、ロンドンがポーター醸造の発祥の地である。現代のポーター醸造のリバイバルは、クラフト・ビール・ルネッサンスのお陰といってよいだろう。ポーターの荒削りで滋養に富むスタイルは“液体のパン”と呼ばれるゆえんである。」
水 | クリーンな軟水 ( 地域の源泉水 ) |
麦芽 | フロアモルテッド・マリスオッター、キャラメル、チョコレート、ブラック |
非麦芽 | ローストバーレィ |
糖類 | 国産氷砂糖 |
ホップ | 生ホップ ( ペレット、抽出物は不使用 )- 各種 |
酵母 | ハウス酵母 ( スコティッシュ・エール ) |
バランス・複雑さ・個性 ― この 3 つの言葉は、ベアードビールのロゴに掲げられている。すべてのベアードビールを開発する際の私の取り組みは、いつもここから始まる。私が思うところのワールドクラスのビールは、常に、バランスと複雑さが細かく入り組み、その相互作用から生まれる。複雑さがなく、バランスだけがとれていてもつまらない。バランスのとれていない複雑さには飽きがくる。この 2 つの絶妙な相互作用こそが、私が個性と呼んでいるものである。個性のあるビールこそ、飲みたい、飲み続けたいと思わせるものだ。「飲みたくてたまらない」と言ってもいいかもしれない。名ブルーマスターのジェイソン・オリバーが「味の品質は、味の強烈さとは異なる」と力説していたが全くの同感である。そしてまた私は、著名なブルーマスターであるギャレット・オリバーの、いわゆる「フォー・パイント・テスト」、つまり、真に素晴らしいビールは 4 パイント続けて飲んだとしても1杯目と全く同じ位おいしい、という考え方のファンである。魅せられたように飲むことができるというのは、このことである。ただし、あまりにも強烈さが先行するビールは、このテストでは合格点はもらえない。
黒船ポーターは、私がデザインした最初のビールのひとつ。レシピは、時間をかけて進化してきたが、その結果は常に変わらなかった。それは、この上なくスムーズな「ロバスト・ポーター」。その複雑さは、初めは繊細で控えめだが、ひと口ごとに奥深さがはっきりしてくるのである。黒船ポーターは、あなたの頬をピシャリと叩くのではなく、やさしく愛おしくなでるのである。
「ポーターは、世界の古典的なエール・スタイルのひとつ。歴史的に、ロンドンがポーター醸造の発祥の地である。現代のポーター醸造のリバイバルは、クラフト・ビール・ルネッサンスのお陰といってよいだろう。ポーターの荒削りで滋養に富むスタイルは“液体のパン”と呼ばれるゆえんである。」
水 | クリーンな軟水 ( 地域の源泉水 ) |
麦芽 | フロアモルテッド・マリスオッター、キャラメル、チョコレート、ブラック |
非麦芽 | ローストバーレィ |
糖類 | 国産氷砂糖 |
ホップ | 生ホップ ( ペレット、抽出物は不使用 )- 各種 |
酵母 | ハウス酵母 ( スコティッシュ・エール ) |
バランス・複雑さ・個性 ― この 3 つの言葉は、ベアードビールのロゴに掲げられている。すべてのベアードビールを開発する際の私の取り組みは、いつもここから始まる。私が思うところのワールドクラスのビールは、常に、バランスと複雑さが細かく入り組み、その相互作用から生まれる。複雑さがなく、バランスだけがとれていてもつまらない。バランスのとれていない複雑さには飽きがくる。この 2 つの絶妙な相互作用こそが、私が個性と呼んでいるものである。個性のあるビールこそ、飲みたい、飲み続けたいと思わせるものだ。「飲みたくてたまらない」と言ってもいいかもしれない。名ブルーマスターのジェイソン・オリバーが「味の品質は、味の強烈さとは異なる」と力説していたが全くの同感である。そしてまた私は、著名なブルーマスターであるギャレット・オリバーの、いわゆる「フォー・パイント・テスト」、つまり、真に素晴らしいビールは 4 パイント続けて飲んだとしても1杯目と全く同じ位おいしい、という考え方のファンである。魅せられたように飲むことができるというのは、このことである。ただし、あまりにも強烈さが先行するビールは、このテストでは合格点はもらえない。
黒船ポーターは、私がデザインした最初のビールのひとつ。レシピは、時間をかけて進化してきたが、その結果は常に変わらなかった。それは、この上なくスムーズな「ロバスト・ポーター」。その複雑さは、初めは繊細で控えめだが、ひと口ごとに奥深さがはっきりしてくるのである。黒船ポーターは、あなたの頬をピシャリと叩くのではなく、やさしく愛おしくなでるのである。