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クラフトビール・ワールドの最前線リポート
白馬タップルーム
2016.12.16 

 

僕は、ホテルで目覚めると決まってしばらくの間ぼーっとしてしまい、頭がすっきりするまでに数分かかってしまう。今朝目を覚まし窓辺まで行きカーテンを開けたら、何年も見ていない景色が目の前に広がっていた。ひらひらと雪が降っている。えっ、今僕はどこにいるんだっけ?

 

着替えて、階下のロビーまで歩いて行った、木のいい香りがする美しい壁のエントランスだ。この時、まるであのアメリカのテレビドラマ「ツインピークス」のクーパー捜査官になって、グレートノーザンホテルを歩いているような感覚に陥った。パイとコーヒーがあれば、完璧だ。

 

エントランスを抜けると、スライドドアがあり、そしてやっとなぜ僕がここにいるのか、記憶が蘇ってきた。そうだ、ベアードビールファミリーに新しく加わる二人のオーナーに会いに来たのだ。

 

それが、白馬タップルーム。

 

看板

 

このタップルームのユニークなところは、白馬の八方尾根に隣接するスキーリゾート・パノラマホテルに属することだ。そして白馬タップルームは、ベアードの直営店ではない、初めてのフランチャイズ店となる。全種類ではないが多くのベアード定番ビールと季節限定ビールを提供し、フードメニューは、原宿タップルーム同様の焼き鳥がメインだ。店舗のレイアウトは、中目黒タップルームのような長いカウンターがあるが、テーブル席には家族連れがより気軽に楽しめるように椅子ではなくベンチを用いている。いつものようにベアードの大工さんが出向き、内装を手がけ、地元の木材を使った温かく品のある店内を造り上げた。

 

カウンター

 

僕は、この新しい白馬タップルームのオーナー夫妻、イアンとさやかミラーさんにじっくりと話をする機会を設けてもらった。

 

ベアード:どうして白馬のホテルを所有することになったのですか?

 

ミラー:私達は二人とも東京の金融業界でトレーダーとして長く勤めていたのですが、2人ともスキーやスノーボードが好きで、時間が出来るといつも白馬に出かけていました。そして結婚して娘が生まれたのをきっかけに、定住できる場所を求め、白馬に家を建てました。そこで冬場は副業としていくつかの貸別荘を運営していましたが、ホテル事業にもトライしてみたいと考えました。そして、検討した結果、そのままでも十分にいい状態だったパノラマホテルを購入しました。

 

ベアード:ベアードタップルームのアイディアはどこから生まれたのですか?

 

ミラー:私達は二人ともベアードビールを愛飲しており、東京エリアタップルームの雰囲気やスタイルが大好きです。私達のホテルにそのコンセプトがぴったりだと自信があったため、9月ごろブライアンに連絡を取り、私達のアイディアを話しました。ブライアンはそのアイディアを快く受け取ってくれました。そしてそこからはとんとん拍子で話が進み、大工さんは内装が完成するまでホテルに滞在し、頑張ってくれました。

 

ベアード:それぞれのタップルームはそれぞれの「個性」を持っています(例:馬車道はアメリカンBBQ、高田馬場は古民家など)。白馬タップルームの「個性」は、何だと思いますか?

 

ミラー:ここはスキーリゾートなので、ノースアメリカンロッジスタイルが一番合うと思います。見ての通り、店内は広々とし、高い天井も気持ちがいいです。コーナーには暖炉として使えるストーブもあり温かい雰囲気です。

 



タップルームの内装

 

ベアード:どうやってメニューを選びましたか?

 

ミラー:私達は、シンプルで、ヘルシーで、お客様にとってもリーズナブルなメニューを考えていました。最初はピザを考えていたのですが、ブライアンといろいろな側面から話し合った結果、焼き鳥が一番いい選択だと思われました。私達が雇ったホテルのシェフも以前は焼き鳥のシェフだったということもあり、これが決め手になりました。

 

ベアード:白馬タップルームのユニークなところはどこですか?

 

ミラー:ここからの素晴らしい眺めは、他のタップルームからは絶対に見れないでしょう!窓の外を覗くと、1998年の長野オリンピックで使われたスキーのジャンプ台が見えます。また公共温泉も用意しています。私達自身に小さい子供がいるため、子連れで食事に出かけることがどれだけ難しいかわかっているので、タップルームの一コーナーに、おもちゃや小さい椅子などをおいて、子供達のプレイエリアを設けました。

 

キッズコーナーで遊びたい放題

 

ベアード:最後に、ベアード愛を確認したいと思います。一番好きなベアードビールは?その理由は?

 

さやか:わびさびジャパンペールエールです。わさびやお茶を使ってビールが造れるなんて全く思いもよらなかったし、その複雑な味わいにはいつも感激させられます。

 

イアン:僕は何と言っても、スルガベイインペリアルIPAです。ガツンとパンチのあるビールが好きな僕を、ベイはいつも満足させてくれます。

 

イアンとさやかさん、新店舗開店おめでとうございます。そしてベアードビールファミリーへようこそ!

 

オーナーのミラー夫婦

 

ミラー夫婦からの挨拶

 

白馬タップルームは2016年12月17日(土)に開店します。皆さんのお越しを心よりお待ちしています!Facebookでチェックしてください。

 

白馬パノラマホテル
399-9301
長野県北安曇郡白馬村北城3322-1
Tel: 0261-75-0075
Email:office@hakuba-panorama.com

 

乾杯!

 

 


 
サム バラナウスキはベアードブルーイングのデジタル・ビア・アンバサダーです。世界一のアナログの飲み物をデジタルの世界で表しています。メールがsam@bairdbeer.com