タップルームに集う仲間たちとベアードビールファンの皆様へ、
さて、各国のホップを使いビールを造る実験シリーズですが、今回はカスケードが登場です。
カスケードは、アメリカのクラフトビール業界で最も広く使用されているホップで、アメリカのクラフトビール革命の夜明けと最も関わりの深いホップの種類だというイメージが強い(なぜなら、革命初期のブランド、アンカーリバティエールやシエラネバダペールエールのフラッグシップ的なホップだったからだ)。これは、アメリカ西海岸の代表的なホップで1956年にアメリカで生まれ、1972年に初めて市場に登場した。柑橘系のアロマとバランスのとれた苦味で知られている。そしていろいろな用途で活躍でき使いやすいということも、非常に人気がある理由の一つである。
最近はこのカスケードホップもアメリカを飛び出し、今はニュージーランドやドイツへ派生し成長している。そこで疑問が生じるのは、地域によって風味が変わってくるのかということだ。育った土地の状況や各国の天候の違いによってフレーバーや個性がどのように影響されるのか?ワインの国であるフランスに聞いたら、きっと答えはこうだろう:「もちろん、完全に違う!」。
幸いなことに、ベアードは、北半球と南半球にある原産国の違う3種類のカスケードホップを入手することができた。ビールのレシピはほぼ同じだが、ホップだけを変えて3種類のビールを造った。そして、4番目に、違うレシピで、この3種類のカスケードを全て加えたビールを造った。そしてこう名付けた:ワールドカスケードペールエール。
新季節限定販売開始:
*アメリカンカスケード シングルホップエール(アルコール度数 5%):
2012年産のアメリカカスケードホップを使用。このホップのアルファ酸は7.9%。苦味は30IBUで4度に渡り煮沸釜に添加した。ドライホップとして貯酒タンクにも加え4日間寝かせた。
*ニュージーランドカスケード シングルホップエール(アルコール度数5%):
2012年産ニュージーランドカスケードホップを使用。アルファ酸は7.3%。IBU30。
*ジャーマンカスケード シングルホップエール(アルコール度数 5%):
2012年産ジャーマンハラタウカスケードを使用。多分市場に出始めたばかりのジャーマンカスケードだ。アルファ酸は8.6%。IBU30。
何が違う?どれが好き?育った地域の差が出ている?非常に興味深い科学的な研究になりえるので、どうぞ飲みすぎないように!そして、その集大成として、4種類を合わせたボーナスビールも造ってみた。それが:ワールドカスケードペールエール。
*ワールドカスケード ペールエール(アルコール度数 5.5%):
多種多様なホップを使用してビールを造ってきた経験から、私達が言えることは:シングルホップは面白くて勉強になるが、ホップの個性を最高に味わえるのは、違う種類のホップを数種類うまく組み合わせたビール、ということだ。ワールドカスケードペールエールは、アメリカ、ニュージーランド、ドイツの3種類のホップを同じ割合で組み合わせた。このペールエールは、40IBUで、6度に渡り煮沸釜に添加した。そして、ドライホップは、3種類を混ぜ、貯酒タンクに5日間寝かせた。どこの国のカスケードが最も印象的ですか?カスケードホップの個性は好きですか?
4種類全てのビールは、各タップルームで本日(6/14金)より飲む事ができます。是非飲み比べて、味の違いを楽しんでくださいね。
***************【全国のベアードビール取扱店様へ】**********************************
シングルホップビールは、樽だけの販売です。前回同様、大変数が少ないため、3種類の内、どれが届いてもOKだよという取扱店様に限り、ご注文を承ります。
ワールドカスケードエールは、瓶(360ml)と樽(20L&15L)の両方があります。こちらは十分に量がありますので、ご注文お待ちしています。E-Shopでも購入可能です。
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ホップの世界に乾杯!
ベアードさゆり



















