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ベアードビール・テーブル
ベアードビール・テーブル第一回へようこそ!
2014.03.20 

これからいくつかのテーマについてお話したいと思いますが、このコラムでは主にビールとフードペアリングのすばらしい世界に焦点をあてます。

 

皆さんもよくご存じのように、ビールにはさまざまな風味と質感があります。
だからこそ、ビールとフードのペアリングは食通やシェフにとって可能性が広がっています。
「Complementary Pairing-コンプリメンタリーペアリング」というのは、2つの似た風味を一緒に味わうことです。
例えば、フルーツビールに使う果物と料理に使う果物を合わせることです。つまり、「より道みかんボック」とオレンジとはちみつの照り焼きスモーク・チキン・ウィングです。オレンジの風味がビールと料理の両方に生きています。さらにボックビールとはちみつの甘さも共通しています。

 

Mikan-Bock-and-chicken-wings

Actually taste the chicken, not just the sauce
ソースだけではなく、鶏肉本来の味を楽しむ

 

物事をより分かりやすくするために、5つの基本味―甘み、塩味、苦味、酸味、うま味―を取りあげてみます。5つの基本味には、素材の味と香りを引き出し際立たせるために、お互いの味を抑えたり引きたてる性質があります。
今回のテーマは「Complementary Pairing-コンプリメンタリーペアリング」(補完するペアリング)についてなので、デーツとくるみの入ったリッチな「トフィー・プディング」 と甘いミルク・スタウトやバーレーワインは、いい例となります。ビールの甘みがプディングの甘みを抑えるので、ローストされたナッツやバター風味のキャラメル、スパイシーなデーツの香りが一層際立ちます。

 

Sticky Toffee Pudding

 さらに、上にのせたホイップクリームは
スタウトのクリーミーな泡と似た質感となっています。

 

以上にあげたことは、フードペアリングの基本的な方法のひとつです。あなたもご自分で簡単に試すことができます。
 
次回タップルームにいらしたら、ビールとフードメニューから同じような風味の組み合わせを選んでみてください。合うと思ったものを注文し、料理を一口食べてビールを一口飲んでみてください。
その料理がまた一味違った、深い味わいになるでしょうか?
モルトの甘さが抑えられて、ホップのアロマが際立ちますでしょうか?
まずは試してみてください!

 

シャルキュトリ(生ハムやサラミなど、加工肉の総称)とピクルス、IPAとアイスクリームの関係は?!
次回のBaird Beer Tableではフードとビールの「Contrasting Pairings-コントラスティング ペアリング」(対称的なペアリング)を紹介します。それでは、cheers and happy eatings!

 

シェフ ジュン
Joon Ou